泥棒被害に遭った直後は、泥棒に入られた精神的ショックが大きいため、次に何をすべきかさえ、よく分からなくなってしまうお客様が多いようです。
このページでは、防犯ガラスの導入には直接関係しませんが、泥棒被害に遭った場合にどうしたらいいのかをまとめてみました。
警察を呼んで現場検証をおこなったり、銀行や保険会社への連絡・書類提出など、面倒ではありますがやらなければいけないことがたくさん出てきます。
まずは落ち着いてから、下記を参考に順番に処理をしていきましょう。
まずは警察を呼びましょう。通常、現場検証には数時間がかかりますが、何を盗まれたのかの被害状況の確認や、指紋・足跡の採取など、後日の泥棒逮捕への捜査協力のため現場検証は必要なことです。
警察が到着するまでは、出来るだけ現場の状況はそのままにしておいたほうがいいでしょう。
しかし、銀行のキャッシュカードやクレジットカードの類が盗まれているのが確実な場合は、いち早く銀行やクレジットカード会社に使用停止の手続きをとる必要があります。
これは一刻を争うことですので優先してください。
泥棒が狙うのは現金だけではありません。印鑑、通帳、クレジットカード、保険証、パスポートなど個人情報に直結する紛失物については、盗難に遭ったことを届け出しておく必要があります。
また、貴金属類や高価な時計、パソコンなどもよく盗まれます。
まずは深呼吸し一息入れて落ちついてから、何が盗まれているかを調べましょう。
早急に銀行とクレジットカード会社に電話し、盗まれたカードの使用停止の手続きをしましょう。コンビニで24時間いつでも現金が引き出せる時代ですので、いち早く対処しなければなりません。
大手のクレジットカード会社などでは、カード紛失の盗難手続き窓口を24時間年中無休で受け付けしていますので利用しましょう。合わせて、再発行の手続きをしましょう。
悪用されると非常に厄介です。法務局への盗難届、使用停止届が必要です。印鑑は出来る限り改印したほうがいいでしょう。
健康組合に紛失届を提出しましょう。第三者の医療行為に使われたり、本人を騙って金融関係の借り入れに不正に使われる可能性があり危険です。
お住まいの最寄のパスポートセンターに連絡し、盗難に遭った届出と再発行手続きをしましょう。
※警察への届出は、保険申請の際に被害届の受理番号が必要となるほか、例えばカード類の使用停止の前に泥棒に悪用され借金されたり詐欺行為に使われたりした際に、「何月何日に盗まれたため、本人の使用によるものではありません」という公の証明にもなるので大切です。
※カード類は盗まれていなくても、情報が取り出されている可能性があります。
小型の携帯タイプの読み取り機でカード情報を読み取るスキミングという手口があります。盗まれていないから大丈夫と安心させ、その間にカードを偽造し、現金を引き出すという手口です。念のため、暗証番号を変えたり、届け出印を変更したほうがいいでしょう。
※保険請求などの手続きで必要になることもありますので、被害状況が分かるような写真をご自分で撮ったほうがいいでしょう。
借家、アパートなど借りている物件であれば、大家さんや不動産会社、管理会社に連絡をしましょう。物件を借りる際に、「入居安心サポート」のような保険に入居手続きの際に自動的に入っていることも多いです。割られたガラスの修理などの手配もセットになっていれば、なおさら安心です。
購入された物件の場合、例えば火災保険や家財保険の特約事項などに盗難被害の補償についてもセットになっていれば、割られた窓ガラスや破壊されたドアなど盗難の際の損害が補償されます。
家財を保険の対象にしていた場合は、現金、預貯金証書、キャッシュカードの盗難も補償されます。(保険の契約時に盗難損害の補償を外した場合など、契約のプランや保険の対象によっては補償されない場合があります。)
火災保険だけではなく、共済など、とにかくお金を掛けているものについては、特約事項に盗難時の補償がないかどうか確認してみましょう。
保険会社は「お客様相談センター」のような問合せ窓口となるコールセンターを用意していることがほとんどですので、電話をかけてみましょう。お手持ちの保険証書には「お客様番号」や「契約番号」といった番号が割り振られていますので、その番号を伝えれば、泥棒被害に遭ったときにその保険が使えるかどうかすぐに分かります。使える場合は、この後の手順について詳しく説明を聞きましょう。
泥棒に入られた直後は、精神的ショックも収まらないまま、いろいろな届け出や後片付け…と、なにかと気が滅入りますが、ここは落ち着いてひとつひとつ片付けていきましょう。
すべて片付けてから、今後二度と泥棒に入られないように防犯ガラスで対策しましょう!
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